2016年7月12日火曜日

日本は恐ろしい(5):文化としての農業、「仕事を神聖な使命と見る日本人」 「人間のニーズを徹底的に満足させたがる」

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サーチナニュース 2016-07-12 10:35
http://news.searchina.net/id/1613973?page=1

7000年の稲作の歴史を持つわが国民は、
どうしてわざわざ日本のコメに群がるのか=中国メディア

 中国国内のネット上では6月ごろ、
 「日本が中国向けのコメ輸出を本格的に開始する」
との情報が流れ、複数の中国メディアが取り上げたほか、「日本のコメを食べるか否か」といったような議論も起きた。
 中国メディア・金融界は6日、
 「われわれには7000年の水稲栽培史があるのに、どうして日本に行ってコメを買いあさるのか」
とする記事を掲載した。

 記事は、日本のコメが中国人の人気を集め、わざわざ日本に出向いて買ってきたり、オンラインショッピングで手に入れたりという現象が発生していると紹介。
 どうして「7000年の稲作の歴史」を持つ中国においてこのような現象が起きたのかについて、
「優良品種の選定」、
「細かいところまで行き届いた栽培手法」、
「おいしさ」、
「濃厚な稲作文化」、
「しっかりした等級制度」、
「目にも楽しい包装デザイン」
の6点を挙げて説明した。

★.「おいしさ」については、特に日本人はコメの鮮度にこだわりを持っており、精米から3カ月が経過したものについては価値が下げられ、値下げされると紹介。
 稲作文化については
 「中国人が米飯から離れられないと言っても、日本人の入れ込みぶりにはかなわない」
として、稲の栽培や収穫に関する祭祀が実に良く見られるなど日本独特の「稲作文化」が形成されていると解説した。

 記事はまた、日本のコメが美味しいという以外にも
★.「われわれの環境が確かに恐ろしいものである」点が、
中国の一部消費者を日本産米に走らせていると説明。
 「安心して生活してもらうことが、国民の幸福の基準線だ。
 ボイコットや保護は活路ではない。
 環境を改善し、消費者の信頼を回復してこそ初めて『外国の月がより丸く見える』という局面を変えられるのだ」
と結んでいる。

 記事は、日本のコメの優れた点について紹介しているが、やはり最後の部分に尽きる。
 確かに日本の稲作は素晴らしいが、それはさておいて中国国内でも「もう少しなんとかできるだろう」という思いが垣間見える。
 少し前に、日本のコメを高値で買って帰る中国人観光客に対して中国国内から批判の声が出たり、「中国産のコメも劣っているわけではない」といった半ば強がりめいた論調が飛び出したりした。
 しかし、しっかりしたものが作れていればわざわざ外国に買いに行ったり、取り寄せたりしないことは明らかであり、強がらなくても消費者はついてくるのである。

 何が足りなくて、何が問題なのか。
 中国人が愛してやまない中国産米にするには、自分たちで考えて、行動しなければならないのだ。


サーチナニュース 2016-07-07 11:21

農地を貸したら5年放置! 
「愚かな日本人」と嘲笑する中国人を、驚愕の結末が待っていた! =中国メディア

 食品の安全に関する問題は、中国が今もなお抱えている重大なテーマである。
  6日付の広州日報によれば、広東省内の食品サンプル検査合格率が4年連続で95%を上回ったとのこと。
 数字だけ見れば立派だが、市民が求めているのは「中国の食べ物は安全だ」という実感だろう。

 中国メディア・網易は5日、
 「中国で農地を借りて5年放置した日本人を見て笑った中国人が、5年後に大きな衝撃を覚えた」
とする記事を掲載した。
 記事は、日本の大手企業3社が共同出資して山東省莱西市に1ヘクタールの耕地を20年間の期間で借り受けたと紹介。
 しかし最初の5年間、耕地は放置されて野草が伸び放題の状態だったため、現地の農民は心を傷めるとともに
 「日本人が土地を借りたのは、地中に埋まっている宝物を探すためではないのか」
などと疑り始めたとした。

 そして5年後に、日本人たちはようやく動き出したと説明。
 まず牛を飼い、その糞で土壌を改善させ、無農薬の農作物を栽培、
 それを乳牛に食べさせて、品質の高い牛乳を生産するようになった
と伝えた。
 また、5年間耕地を放置した理由について関係者が
 「種を植える前にまず土を作る。
 土を作る前にまず人を作る」
と語り、土壌の質を最重要視した結果、もとは肥沃ながらも化学肥料や農薬によって汚染されて痩せた土地を、5年かけて回復させたのだと説明したことを紹介している。

 記事はさらに、日本人が無農薬を貫きながら「天に任せる」形でトウモロコシや小麦、イチゴなどを栽培、生産量が思わしくなかったことから赤字を出し続け、現地農民の笑い種になったとした。
 しかし、それから5年後、ここの牛乳の価格が国内相場の1.5倍となり、イチゴも高値で取引されるようになったと説明。
 それまで笑っていた中国人が腰を抜かすほど驚く結果となったことを伝えた。

 そして最後に「農薬を使わずに5年間損を出し続ける」という話は「笑い種ではなく、警鐘なのだ」とし、環境保護型農業の開発が、食品安全問題に苛まれている中国において農家の増収と食品の安全確保を促すことになり、農業も農民も「最後には笑う」ことなるのだと提起した。

 目先の利益ばかりを急いでいては、いつかそのしっぺ返しが来る。
 逆に、将来のために損を承知で地道な下積みを重ねていけば、やがては損を出さなくなるだけではなく、大きな利益になって帰ってくるのだ。
 そこで大事になるのはやはり、
 「先のことを考える」ことと
 「じっくりガマンする」こと
なのだ。

 何かにつけて
 「それっ」と群がる中国人には恐ろしさを感じることがあるが、
 もし「それっ」と群がらない忍耐力が備わったとなれば、
 それはまた別の意味で恐ろしいのである。


withnews 7月20日(水)7時0分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160719-00000002-withnews-int

中国の農家が感動した、日本企業の忍耐力 
「5年放置した土地が、まさか…」 
ネット上で称賛の声


 「大金を払って借りた土地を放置した日本企業を、中国人が笑いものにしていたら…」。
 最近、中国のSNSで日本の農業にまつわる「感動話」が話題になっています。
 中国版のLINE「WeChat」では、10万を超える閲覧数と15000の「いいね」を獲得。
 食の安全と、農業への視野を広げるエピソードとして、中国人に広まっています。

【画像】くまモン励ますパンダの絵 中国の老舗雑誌がアイデア「拡散大歓迎」

■せっかく借りた土地を放置

 2006年、日本企業が中国の山東省莱陽市で100ヘクタールの土地を20年契約でレンタルしました。
 せっかくレンタルした土地でしたが、最初の5年間、日本企業は何もしませんでした。
 放置された土地には野草が生い茂る状態に。
 地元の農民は、不思議に思い「何か地下に宝物でも埋蔵したのではないか」と思った人もいたそうです。
 5年後、変化が起きます。
 生い茂った野草を牛が食べ、牛乳が生産できるようになったのです。
 そして、牛糞が良質な有機肥料として土地を肥沃にしました。

■「植える前はまず土を作る、土を作る前には人間を育てる」

 最初は放置され、何も生み出さなかったこの土地。
 地元の農民の笑いものになっていましたが、5年後、気付けば良質な牛乳の産地に生まれ変わり、さらに、イチゴ、トマト、トウモロコシが北京や上海の高級スーパーの店頭へと並ぶようになったのです。
 牛乳やイチゴは、他の産地に比べ数倍の値段に。
 笑っていた農民たちは、感心せざるを得ませんでした。
 ネット上では日本側の責任者の話が紹介されています。
 「植える前はまず土を作る、土を作る前には人間を育てる」
 食品の安全に注目が集まる中国では、日本企業の農業に対する考えが、心に染みる話として広まっています。

■最高指導者から舞い込んだ相談

 ネットで広まった文章に日本企業の名前は出てきません。
 調べたところ、中国を感動させた企業はアサヒビールの子会社「朝日緑源」でした。
 なぜ、アサヒビールが中国で農業を?
 発端は2003年にさかのぼります。
 当時、山東省の最高指導者で、現在は中国共産党の最高指導者の1人、張高麗氏がアサヒビールに相談を持ちかけます。
 山東省は農業が盛んですが、土地がやせており、生産性向上が課題でした。
 そこで、山東省に工場があったアサヒビールに協力を仰いだのです。
 アサヒビールは、土壌や水、栽培環境などを調べ、最適な土地として山東省莱陽市を選び「朝日緑源」を2006年に設立しました。

■「草の根」レベルで交流

 「朝日緑源」は、化学肥料や農薬などの影響でやせてしまった土地を回復するため、最初の数年間は何も栽培しないことにしました。
 同時に、2007年にはオーストラリアとニュージーランドから牛を輸入。
 牛糞は天然の有機肥料であるため、土地を豊かにします。
 そこからイチゴ、トウモロコシ、ミニトマトなども栽培できるようになり、循環型農業を実現させました。
 最初は生産量が安定せず赤字でしたが、徐々に軌道に乗るようになりました。
 今では、その土地でとれる牛乳を「唯品」というブランドで売り出し、大都市の日系高級スーパーに並んでいます。
 ぎくしゃくしがちな両国の関係ですが、「朝日緑源」の姿勢は、日本人の真面目さや根気強さ、農産品の質へのこだわりを物語るエピソードとして、好意的に受け入れられています。


サーチナニュース 2016-07-31 09:33
http://news.searchina.net/id/1615405?page=1

日本の農業は参考になる!
同時に反面教師とすべき点もある=中国

 少子高齢化など多くの問題を抱えているといわれる日本農業。
 中国にとっては、良い意味でも悪い意味でも日本は貴重な教材になっているという。
 中国メディアの分析家公式網はこのほど、「日本の農業は参考になると同時に反面教師とすべき点もある」とし、日本の農業が抱える問題について分析する記事を掲載した。

 記事はまず、
 日本の農業について農産物の品質の高さや、農業従事者の生活の質の高さは「日本の農業にとって大きな成功」
だと紹介。
 美しい田園風景が広がり、
 文化の多様性が見られる日本の農村部は、世界に誇る成功例であり、
 これは戦後の農地改革によるものだと称賛した。

 しかし、日本の農業の失敗と言える面についても言及。
 例えば、農産物の高すぎる価格、巨額の補助金ゆえの財政負担、国内市場を守るための高すぎる関税は、消費者や納税者からの不満を買っていると指摘。

 また、食料・農業・農村基本法の前身とも言える農業基本法は、経営規模の拡大と生産効率の向上を目指したものだったが、選挙制度や地域の既得権益集団の制約によって成し遂げられなかったと主張。
 農業製品の高い関税率と補助政策は、短期的には一部の人に利益をもたらしたものの、長期的は多くの日本人にとって害になったと主張した。

 記事は、こうした農業に対する過度の保護政策を「甘やかしすぎ」と断じ、これが日本を最大の農産品輸入国にさせたと指摘。
 このため日本の農業は経営規模の拡大が遅れ、少子高齢化の問題も重なり、今では農業就業人口の減少や高齢化、後継ぎ問題も顕在化していると論じた。

 記事中では「日本の農産物の価格は高い」とあるが、確かに中国は農産物は非常に安く、特に日本では高額であることが一般的な果物でも、中国では日本人から見れば驚くほど安く売られている。
 逆に、中国では農業従事者の生活は決して楽ではないうえに、大量に生産することが重視され、農薬が大量に使用されているという問題もある。



サーチナニュース 2016-08-23 22:19
http://news.searchina.net/id/1617074?page=1

日本と中国の農民、収入差は43倍
・・・中国メディアの紹介に、中国ネット民が放った強烈な一撃とは?

 「農村」と聞くと、どんなイメージを思い浮かべるだろうか。
 どこまでも広がるのどかな田園風景、山深い静かな集落、人があまりいない、コンビニや商店が少ないくて生活が不便、いった感じだろうか。
 いろいろなイメージがあるだろうが、今の日本において農村に「貧しい」という印象を持つ人は多くないかもしれない。

 一方、中国において農村は貧困の象徴的存在となっている。
 中国メディア・今日頭条は22日、日本の農民と中国の農民の収入格差について紹介する記事を掲載した。
 記事は、
★.昨年中国の農民1人あたりの収入が1万元の大台を突破して1万1422元(約17万2100円)に達したと紹介。
 しかし一方で、
★.日本の農民の平均収入はその約43倍にあたる約49万元だった
と伝えた。

 そのうえで、
 「中国には経済が比較的発展している農村や、豊かな農民もいるが、大多数の農民は貧困である。
 日本との差はまだとても大きいのである」
と評している。

 記事を読んだ中国のネットユーザーからは
 「農民に福をもたらす民族こそ、最強の民族だ」
という意見が寄せられたほか、
 「43倍どころではない。中国の統計は水増ししているのだから」
という厳しい意見が出た。
 そして、複数のユーザーから出たのは
 「農民の収入は日本に遠く及ばないが、村の幹部の収入は日本人の何十倍だ」
というコメントだ。

 中国が取り組まなければいけないのは、農業技術や品種の改良、新たな農業ビジネスモデルの構築による農民の収入増とともに、役人が庶民の反感を買うほど私腹を肥やすことのできる状況を改めることだ。



サーチナニュース 2016-07-28 07:55
http://news.searchina.net/id/1615162?page=1

今も昔も日本の物価は変わらない、
わが国とはぜんぜん違う!=中国報道

 急速な経済発展で物価の上昇が激しい中国からすると、日本の物価が昔と大差ないことは驚きのようだ。
 中国メディアの人民網はこのほど、
 「日本の野菜の値段はどうして20年も変わらないのか?」
と題して記事を掲載した。

 記事は、日本と中国の物価の差について、中国人記者が2008年に来日したときは食料品の値段のあまりの高さに驚き、13年に中国へ帰国した時は別の意味で驚いたという。
 それは中国の物価上昇が激しく、食料品は08年のほぼ2倍となっており、「大都市のレストランでは料理の価格が日本と同じ」くらいだったからだという。

 その後、記者は16年に再び日本を訪れたが、日本の物価はほとんど変わっていなかったことに気が付いたという。
 これは、中国の物価上昇と比べると大きな違いである。
 記事は
 「ここ数年どころか、日本の食料品の物価は90年代のバブル崩壊後ずっと大きな変化がなく、これは中国と大きく異なる点だ」
と伝えた。

 記事は日本の物価が変動しない理由について、
 「先進国である日本はGDPの成長率が緩やかになり、
 社会や経済が相対的に安定したため、物価の波が大きくない」
こと、および
 「日本経済はバブル崩壊後、長期の低迷状態が続いていることと関係がある」
と分析。
 ちょっと観察すれば、失われた20年と物価の安定は関係があることがすぐにわかるとした。

 日本も高度経済成長期には大幅な物価上昇と所得の増加を経験したが、バブル崩壊後はデフレによって物価の上昇が止まり、逆に物価の継続的な下落に転じてしまった。
 中国も急速な経済発展を遂げたゆえ物価が上昇したが、多くの中国人は物価上昇に所得の増加が追い付いておらず、格差は広がるばかりだと感じている。
 こうした不満が社会不安へと発展しないことを願うばかりだ。



サーチナニュース 2016-07-30 22:15
http://news.searchina.net/id/1615401?page=1

日本企業と中国企業の本質的な差
「仕事を神聖な使命と見る日本人」=中国

 中国メディアの訂閲は20日付の記事で日本人は仕事を「いささかもおろそかにしない」と称賛している。
 記事はこの態度の原因として
★.「中国人は仕事を単に生活の一部分と見るが、
 日本人は仕事を神聖な使命と見る」

という点を指摘しており、
 「ここに日本企業と中国企業の差の本質がある」
という見方を示している。

 記事は「どんなに暑い日でも日本人はみなスーツに革靴という装いで顧客と面会する」こと、また日本の飲食店などのスタッフたちは例えばテーブルの上を10回拭いてキレイにする店内規則があるなら「絶対にテーブルを拭く回数を減らさない」ことなどを紹介。
 こうした「いささかも疎かにしない」態度が高品質の日本製品を生み出してもいると称賛した。

 さらに、多くの日本企業の幹部は出張の際にレンタカーを使用するが、中国企業の幹部は会社所有の高級車を使用すると主張。
 この点について
 「日本企業は高級車を買えないのでなく、保険、修理、維持、運転手などのコストを考えるとレンタカーの方が割に合うと判断しているからだ」
と説明。
★.コスト管理をいささかもおろそかにしない日本企業の態度と中国企業の態度には「極めて大きな差がある」
と指摘した。

 「テーブルを拭く」という小さく見える仕事に対しても、日本人は手を抜かないと記事は指摘しているが、こうした小さなことの積み重ねが重要だ。
 非常に大きな利益に直結する仕事だけではなく、こうした小さく見える仕事をも日本人はいささかもおろそかにしないという見方を記事は示しており、ここに「日本企業と中国企業の差の本質がある」と指摘している。



サーチナニュース 2016-07-31 11:09
http://news.searchina.net/id/1615408?page=1

日本人は何事も「精も根も尽き果てるまで極めようとする民族だ」=中国

 中国メディアの捜狐は27日付の記事で、日本人について「極地を追求する」民族であると説明、寿司やうどんをはじめとする日本料理は「一目見ただけで食欲をそそる」ほどに「極められている」と指摘し、
  日本人は何事においても精根尽き果てるまで極めなければ満足しない民族だ
と伝えている。

 記事は日本人について「極端とも言えるほど、極地を追求する」民族であると主張し、こうした国民性は食の分野のみならず、技術開発をはじめとする「経済」においても日本に大きなアドバンテージをもたらしたと主張。

 例えば、自動車のエンジンを例に、エンジンの燃焼効率においても「内燃機関が持つ能力をほんのわずかな余力さえ残さず限界まで絞り出す」ために、燃焼効率が優れ、さらには環境性能も高いエンジンを開発したと指摘。
 日本の自動車産業が世界をリードする技術力を持つに至ったのも「日本人が極地を追求する民族だからだ」と論じた。

 記事は、日本人の民族性を「精根尽き果てるまで極めなければ満足しない」と形容しており、日本人が何事においても
★.極地を追求するのは、そうすることが命以上に大切であり、
 日本人は「何事も極めたいという衝動に突き動かされている」
という見方を示している。

 中国や韓国の製品が低価格やコストパフォーマンスを強みとしているように、日本製品にも強みが必要だ。
 価格面で中国製に太刀打ちすることは不可能である以上、日本製品は高品質に活路を見出すべきであり、記事が指摘しているような追求心をさらに発揮していくことが求められているだろう。



サーチナニュース 2016-08-04 07:55
http://news.searchina.net/id/1615686?page=1

日本には、箸に感謝する「箸の日」がある! 
文化を重んじ自然に感謝する姿勢を、中国人は学ぶべきだ

 日本国内ではさまざまな「記念日」が各業界や団体によって制定されている。
 その1つが8月4日の「箸の日」だ。語呂合わせからこの日が「箸の日」に選ばれたのは一目瞭然だが、中国メディア・天天探索は7月25日、そこには日本の箸文化が持つ深い含蓄が示されていると紹介する文章を掲載した。

 文章は、中国文化の影響を受けた日本では1300あまりの間、箸が食器として利用されていると紹介。
 その歴史において中国とは異なる「箸文化」が培われてきたとし、
 「単なる食事の道具にとどまらず、そこには豊富な文化的コンテンツが含まれている。
 精神文化の領域においても、日本人の心に影響を与えているのだ」
と解説した。

 そして、
 「1日3度の食事で人びとのために働いてくれる箸に感謝しよう」
という民俗学者・本田總一郎氏の提唱によって毎年8月4日が「箸の日」とされ、1980年8月4日には東京の赤坂日枝神社などで「箸供養」のセレモニーが行われ、現在も続いていると説明。
 「箸供養」には箸のメーカーや販売者、飲食業経営者そして一般市民が参加し、儀式の最後には使用済みの大量の箸が焚き上げられ、供養が行われると伝えた。

 文章はまた、農村では種まきや収穫、誕生日、結婚といったイベントごとに新しい箸を用意し、喜びを示す風習があったと説明。
 また、箸をとる前の「いただきます」、箸を置いた後の「ごちそうさま」には、食べ物を作った人や大自然に感謝するという宗教的意味合いが含まれているとした。

 そして最後に、
 「日本はアジアで最も人文精神を重視している国であり、われわれも提唱すべきものだ」
とし、
 「高等生物として自然をコントロール、改造することに慣れ、自然に対する畏怖の心を失ってしまったゆえに自然環境悪化を招いた。
 日本に学び、感謝の心を持つべきなのだ」
と呼びかけて結んだ。

 スパゲティは基本フォークを使うが、和風スパゲティになると箸を使っても違和感がなくなる。
 ハンバーグやステーキも「お箸で切れる」ことが売り文句になったりする。
 さすがにカレーライスを箸で食べることは難しいが、洋食文化が大いに浸透した現代においても、箸は食卓において絶大な人気を誇るアイテムなのである。
 正しい持ち方を身に着けるのはちょっと大変だが、それでも日本人は箸を愛しているのである。



サーチナニュース 2016-08-17 11:33
http://news.searchina.net/id/1616593?page=1

なぜだ! 日本料理は世界で評価されているのに、
どうして中華料理は評価されないのか

 レストランを格付けするミシュランガイドに掲載されることは、レストランのオーナーにとっては比類なき名誉と言える。
 東京はミシュランガイドで星を獲得したレストランの数が世界でもっとも多い美食の都市だ。

 中国メディアの和訊網はこのほど、世界で高い評価を得ている日本料理と比べて、どうして中華料理は評価されないのかと疑問を投げかけ、その理由を分析する記事を掲載。
 記事は、中華料理は日本料理に負けたとは思わないと言いつつも、日本料理が世界的に評価される理由について分析している。

 記事は、
1].日本料理が世界的に評価される理由の1つとして「日本の食の安全さ」を挙げた。
 日本でも食品の安全問題は皆無ではないものの、問題が起きるたびに法が整備され、安全性が増していると評価した。

2]. さらに、2つ目の理由として「素材を生かした料理」であることを挙げ、
 手間をかけてしっかり味付けする中国料理と違い、日本料理は素材そのものの味を生かしている点が評価されるのだとしている。

3].3つ目は「日本料理には余白の美がある」ことだという。
 色を塗りたくる油絵のような中華料理とは異なり、日本料理はまるで水墨画のように「余白」を大切にして美しく仕上げると評価した。

4].4つ目の理由は「研鑽の精神」だ。
 寿司の神様と言われる小野二郎氏に代表されるように、徹底的に料理を研究し、最高のものを追求する態度が、日本料理の高評価につながっているとした。

 世界的に健康意識が高まるなか、日本料理は米国のハリウッドスターの間でも人気だ。
 また、ラーメンのように各国で人びとが行列を作る料理も日本発だ。
 中華料理ももちろん美味しく、世界で高く評価されていることは間違いないが、研鑽の精神を持った料理人がいる限り、日本料理は今後さらに成長し、世界中の人に愛され続けるに違いない。


サーチナニュース 2016-08-08 22:15
http://news.searchina.net/id/1615978?page=1

それは使命なのか?
日本人は「人間のニーズを徹底的に満足させたがる」=中国

 日本人の住居には浴室があり、浴室にはバスタブが設置されていることが一般的だろう。
  日本人は毎日風呂に入って湯船に浸かるが、こうした習慣は世界的に見ると珍しいほうで、中国の住宅にはバスタブがないケースも多く、シャワーで身体を洗うのが普通という人が大半だ。

 中国メディアの新浪はこのほど、日本の浴室は「住人のことを考えた作りになっている」と伝え、その多機能ぶりに驚きを示し、
 「日本人はまるで人間が持つニーズを徹底的に満足させることを使命と捉えているかのようだ」
と称賛する記事を掲載した。

 日本ではワンルームマンションなど室内空間に限りがある場合を除き、戸建て住宅ではトイレと浴室が別になっていることが一般的だが、記事は、
 「日本ではトイレと浴室が別になっており、それぞれが独立した部屋に存在することが多い」
と紹介。
 さらに、
 「トイレと浴室が同室内に存在することが多い中国と異なり、
 日本は汚い場所であるトイレと身体を清潔にする浴室を切り分けている」
と紹介した。

 続けて、日本のお風呂は非常に便利だと指摘し、バスタブには風呂給湯器が設置してあり、「定時に風呂を沸かす機能」や「加熱・保温」、さらには「浴室の外と会話できる機能」などが設置してあると紹介。
 バスタブが設置されることがほとんどない中国からすれば、日本の風呂給湯器の多彩な機能は驚きの対象のようだ。

 さらに記事は、日本の浴室は「乾燥機能」や「暖房機能」もあるとし、浴室内に洗濯物をかけておけば乾燥させることもできると紹介。
 浴室は家のなかでは小さな空間にすぎないとしながらも、
 「日本の浴室を見れば、
 日本人は何事も細部まで徹底して追求するということが骨の髄まで染み込んでいることが見て取れる」
と指摘し、中国人の間でも人気の高い温水洗浄便座の存在と併せて、
 「日本人はまるで人間が持つニーズを徹底的に満足させることを使命と捉えているかのようだ」
と称賛した。







【自ら孤立化を選ぶ中国の思惑】




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