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サーチナニュース 2016-08-29 07:35
http://news.searchina.net/id/1617409?page=1
中国が受注したインドネシア・ジャワ島の高速鉄道計画は、中国側が提出した書類の不備などによって計画の遅れが懸念されていたが、ようやく
インドネシア政府が約142キロメートルの全区間の建設を許可した。
中国メディアの千龍網はこのほど、インドネシア政府からの建設許可を得たことについて、中国高速鉄道の海外進出は歴史的な突破を遂げることになると主張し、
「どのような困難があっても、目標に向かって初志貫徹すれば成功できる」
ことを中国高速鉄道は証明したと主張した。
記事は、高速鉄道技術を持つ国は日本やドイツ、フランスなど世界で数えるほどしかないことを指摘し、米国すら高速鉄道は自前で建設できないほど貴重な技術であると主張。
一方、中国が高速鉄道を輸出するにあたっては「日本が中国高速鉄道に対して懐疑的な目を向け、嫉妬心などから商談を撹乱した」とし、紆余曲折が常に存在したと主張しつつも、インドネシア政府が全線の建設を許可したことは中国側の勝利であると主張した。
また、中国の習近平指導部が理念として「中華民族の偉大なる復興」を掲げていることを挙げ、中国高速鉄道も中国の偉大なる復興に資するものであると主張。
その初志を貫徹することができれば、中国高速鉄道の海外進出もさらに加速していくはずだと期待を示した。
中国側はジャワ島の高速鉄道計画の開業予定を2019年としており、残る時間は3年ほどしかない。
わずか3年で142キロメートルの全区間で安全に運行できる路線を建設することができるのだろうか。
事故や問題が発生すれば、中国高速鉄道の輸出事業が加速どころか停滞しかねない。
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サーチナニュース 2016-08-31 11:13
http://news.searchina.net/id/1617670?page=1
ジャワ島の高速鉄道、
中国の受注に「実力者が勝つは絶対的な道理」
インドネシアのジャカルタ-バンドン間の高速鉄道建設計画において、インドネシア政府はこのほど、約142kmの全区間の建設許可を合併会社「インドネシア中国高速鉄道」に与えた。
中国共産党機関紙・人民網は25日付の記事で、ジャワ島の高速鉄道プロジェクトで全区間の建設許可を得たことは「堅実な一歩を踏み出したことを意味する」と主張したうえで、日本の新幹線に対して「実力で決着をつけた」という見方を示している。
記事は、中国にとってジャワ島の高速鉄道計画は、規格から設計、施工、運営管理、人材育成、そして沿線の商業開発まで含めて手掛ける一大プロジェクトであることを指摘。
建設から運営までを見事に成功させることができれば、中国高速鉄道の成功事例として今後の輸出に弾みがつくと期待を示した。
一方、中国は高速鉄道の輸出において多くの障害に遭遇しているとし、とりわけ日本との熾烈な競争に直面して紆余曲折を経験したと主張。
新幹線という強力なライバルとの競争に直面しても、中国が最終的にジャワ島の高速鉄道プロジェクトで全線の建設許可を得ることができたのは、作戦や計略という要素よりも、中国鉄道建設の技術レベルが以前と比べ物にならないほど向上したためだと主張した。
また記事は、ジャワ島において、新幹線との受注競争に勝利した主要な要因は中国高速鉄道の技術力に他ならず、なぜなら競争において
「実力のあるほうが勝つというのは絶対的な道理だからだ」
と主張した。
記事の表現方法からは新幹線に勝利を収めたという「自己陶酔」を読み取ることができる。
中国に高速鉄道の技術を提供したのが日本であるという客観的な事実に記事はまったく触れていないどころか、インドネシアがジャワ島の高速鉄道を中国に任せたのは資金的な支援が決定打だったとの見方を無視し、あくまでも技術力で受注を勝ち取ったとの主張を展開している。
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サーチナニュース 2016-09-07 07:15
http://news.searchina.net/id/1618171?page=1
ジャワ島の高速鉄道は19年に開業できるのか、
土地取得は未だ6割=中国報道
日本の受注が決定的と見られながらも、後から競争に参入した中国が受注したインドネシア・ジャワ島の高速鉄道計画。
中国側が提出した書類の不備などで計画の遅れが懸念されていたが、インドネシア政府はこのほど、中国とインドネシアの合弁会社に全区間の建設の許可を出した。
ジャワ島の高速鉄道計画は建設から運営、さらには人材育成にいたるまで、高速鉄道にかかわるすべてをまとめて輸出するプロジェクトとあって、中国での同計画に対する期待は非常に高いようだ。
中国メディアの一財網はこのほど、ジャワ島の高速鉄道計画は中国とインドネシアの両国関係におけるキーワードであり、習近平国家主席も注目するプロジェクトであることを紹介する一方、土地の取得はまだ全区間の約60%にとどまっていると伝えた。
記事は、中国杭州で4日から5日かけて開かれた主要20カ国・地域(G20)首脳会議の場で、習近平国家主席がインドネシアのジョコ大統領と会談し、ジャワ島の高速鉄道計画を遅れなく推進することの重要性を強調したことを紹介。
さらに、ジョコ大統領とともに訪中したインドネシア側の関係者が中国で高速鉄道に乗車し、中国高速鉄道を高く評価したことを伝えた。
中国側の計画では、ジャワ島の高速鉄道計画は2019年に開業する予定だ。
これについて、記事は「日本の各メディアは計画どおりの開業に疑問を呈すなど、雑音が多く存在する」と主張しつつ、土地の取得が完了したのは今なお全区間の60%程度にとどまっていることを紹介。
一方で、インドネシア政府の関係者の話として
「インドネシア政府と中国政府が協力関係を維持し続ければ問題は解決できる」
と論じた。
土地取得が60%ほどしか進んでいないなかで、ジャワ島の高速鉄道計画は果たして19年に開業できるのだろうか。
★.インドネシアと中国による合弁企業は19年5月31日から50年間にわたって高速鉄道を営業する権利も得る予定だが、
そのためには建設許可が下りてから3年以内に建設を完了させる必要がある。
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サーチナニュース 2016-10-14 07:35
http://news.searchina.net/id/1620766?page=1
インドネシア鉄道計画、
日本は「鶏ガラ」に手をつけるのか=中国メディア
英メディアBBCによれば、インドネシアのスマディ運輸相はこのほど、同国のジャカルタとスバラヤを結ぶ鉄道建設について、日本に対して優先権を与えると述べたうえで、建設プランを提出するよう求めた。
スマディ運輸相は
「インドネシア政府は日本に優先権を与える」と表明したうえで、
ジャカルタ-スバラヤ間の鉄道は高速鉄道ではないことや
土地の大部分が取得済みであるゆえにジャカルタ-バンドン間の鉄道建設よりも費用は安くなること、
またインドネシア政府が今回の建設プロジェクトにおいても担保を提供する可能性は低い
と表明したという。
中国メディアの今日頭条は10日付で、ジャカルタ-スバラヤ間の鉄道建設計画はまるで「鶏ガラ」のようだと主張、果たして日本はこの「鶏ガラ」を味わおうとするだろうかと問いを提起している。
記事が用いている中国語の「鶏肋」という言葉は鶏の肋骨つまり鶏ガラを表すが、これは美味しいけれどもわずかしか肉がなく、だからといって捨てるには味があって美味しい、
言い換えればあまり役には立たないが捨てるには惜しいものの例えとして用いられる。
記事がジャカルタ-スバラヤ間の鉄道建設計画は鶏がらのようだと主張したのは、
★.インドネシア政府が担保を提供する可能性が低いという点、また
★.インドネシア側が日本側に関連技術の移転や建設過程でインドネシアの製品を優先的に使用することを要求している点
など日本側が得ることのできる利益が決して大きくないと記事は見ているためだ。
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サーチナニュース 2016-10-14 07:35
http://news.searchina.net/id/1620766?page=1
インドネシア鉄道計画、
日本は「鶏ガラ」に手をつけるのか=中国メディア
英メディアBBCによれば、インドネシアのスマディ運輸相はこのほど、同国のジャカルタとスバラヤを結ぶ鉄道建設について、日本に対して優先権を与えると述べたうえで、建設プランを提出するよう求めた。
スマディ運輸相は
「インドネシア政府は日本に優先権を与える」と表明したうえで、
ジャカルタ-スバラヤ間の鉄道は高速鉄道ではないことや
土地の大部分が取得済みであるゆえにジャカルタ-バンドン間の鉄道建設よりも費用は安くなること、
またインドネシア政府が今回の建設プロジェクトにおいても担保を提供する可能性は低い
と表明したという。
中国メディアの今日頭条は10日付で、ジャカルタ-スバラヤ間の鉄道建設計画はまるで「鶏ガラ」のようだと主張、果たして日本はこの「鶏ガラ」を味わおうとするだろうかと問いを提起している。
記事が用いている中国語の「鶏肋」という言葉は鶏の肋骨つまり鶏ガラを表すが、これは美味しいけれどもわずかしか肉がなく、だからといって捨てるには味があって美味しい、
言い換えればあまり役には立たないが捨てるには惜しいものの例えとして用いられる。
記事がジャカルタ-スバラヤ間の鉄道建設計画は鶏がらのようだと主張したのは、
★.インドネシア政府が担保を提供する可能性が低いという点、また
★.インドネシア側が日本側に関連技術の移転や建設過程でインドネシアの製品を優先的に使用することを要求している点
など日本側が得ることのできる利益が決して大きくないと記事は見ているためだ。
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