2016年8月1日月曜日

日本は恐ろしい(7):、中国には「民芸」という概念はない、日本人は「集団の利益を優先する」

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サーチナニュース 2016-07-13 07:55
http://news.searchina.net/id/1614043?page=1

それでいいのか! 
中国初の「民芸博物館」、設計したのが日本人だった=中国メディア

 日本漢字能力検定協会が運営する漢字の博物館「漢字ミュージアム」が6月29日、京都の祇園でオープンした。
 漢字の「本家」という意識がある中国でもこの博物館が話題となり、「わが国にも作るべきだ」といった意見も出たようだ。

 中国メディア・今日頭条は12日、中国に初の「民芸博物館」ができたことを紹介するとともに、建物のデザインをしたのが中国人ではなく日本人の著名建築家であったことを紹介する記事を掲載した。
 記事は、中国美術学院の「民芸博物館」が先日落成したと紹介。
 同学院が日本の建築家・隈研吾氏にデザインを依頼したと伝えた。

 中国の「民芸」ということであれば、中国人が手掛けるべきだ、どうして日本人の手を借りるのか、といった批判がネット上から聞こえてきそうだ。
 この疑問について記事は
 民芸とは日本からやってきた概念であり、
 われわれはその価値に対する理解が少なく、審美の基準も持っていない」
と説明。
 同学院の関係者が
 「日本の民芸は非常に発展している。
 世界最高の文化が中国に集まることで、われわれは初めて何が良くて、何が悪いのかを知ることができるのだ。
 他山の石を借りて自らの球を磨くということに過ぎないのだ」
と解説したことを紹介している。

 さらに、「民芸博物館」の建物が
 「非中国文化体系の外国人が全力をもって示した、
 中国の民芸に対する理解なのである」
と説明。
 「開明な国は文化に対して、包容と自省という2つの態度が必要。
 世界トップレベルの建築の巨匠に手掛けてもらったことで、世界がわれわれをどう見ているのかを知ることができる。
 彼らの眼中にある中国は、われわれの心中に映る自分と同じだろうか」
とし、あえて外国人の建築家に設計を任せた意義について論じた。

 民芸とは、民衆の生活から生まれた手工芸品のことであり、1920年代に日本の思想家・柳宗悦らによって作られた言葉である。
 日本が民芸という概念の「発祥」ということを考えれば、日本人の建築家に設計を依頼したのも合点が行くかもしれない。
 それはともかく、自国の持つ文化について、外国からどのように見られているかを知るというのは、その文化を再認識したり、さらに発展させたりするうえで非常に重要と言えるのではないだろうか。
 中国の民衆生活から生まれた工芸品について、日本や外国の視点を謙虚に受け入れ、その良さを認識しようという試みは、評価できるものと言えそうだ。



サーチナニュース 2016-08-01 15:21
http://news.searchina.net/id/1615496?page=1

魅力的すぎる!
中国人はなぜ日本の南部鉄器収集に熱中するのか=中国

 最近、岩手県の伝統工芸品である南部鉄器が中国人の間で大人気なのだという。
 香港メディアの鳳凰網はこのほど、「中国人はなぜ日本の南部鉄器収集に熱中するのか?」と題して、南部鉄器の魅力について紹介する記事を掲載した。

 約400年前に生まれた南部鉄器が中国人に愛されている理由は、日本人が南部鉄器を好むのと同じ理由だという。
 それは、鉄分を効率的に摂取でき、貧血防止になることだ。
 そのうえ保温性があり、熱が均一に伝わる性質のため南部鉄器で作った食事はおいしく、水を沸かすと口当たりがまろやかになることも、味にこだわる日本人に好まれてきたゆえんだと紹介。

 良いものには金に糸目をつけない中国人富裕層にとって、南部鉄器は非常に魅力的な製品だと映っていることが見て取れる。

 また、南部鉄器は「伝統工芸」としてみても、鉄器のなかで特別な存在のだという。
 人類文明を振り返っても、南部鉄器のように「温かみのある鉄器はあまりなかった」からだ。
 記事は、人類が鉄を武器として使用していた17世紀に、日本の南部藩の職人は
 「鉄を温かみのある壺、瓶、鈴などに変えてきた」
と称賛。
 日本人の「わびさび」の審美感とよく調和していると説明した。

 さらに記事は、南部鉄器は400年という長い歴史の流れのなかで埋もれた時期もあったものの、何百年も代をつないで伝統を残してきたと、職人たちの使命感の高さやプロ意識を称賛した。
 中国人が南部鉄器の虜になるのは、鉄器そのものの質の高さだけではなく、中国で伝統あるものを廃れさせしまったことへの後悔や、400年も受け継いできた職人の敬意も含まれているのではないだろうか。



Record china配信日時:2016年8月20日(土) 0時40分
http://www.recordchina.co.jp/a148061.html

日本料理が評価される理由はここにあった!
中国料理にない美点―中国メディア

 2016年8月18日、中網資訊は、
 「なぜ日本料理は世界一なのに、中国料理は57位なのか」
と題する記事を掲載した。

 記事は、国際組織オックスファムが世界600種余りの食について行った調査で、
★.中国料理は安全の問題などから「57位」にランクされたことを紹介。
 一方、日本料理は世界での名声も高く、権威あるミシュランガイドにも日本のレストランが多数掲載されるなど、信頼もある。記事は、日本料理が中国料理よりも評価される理由について、両者を比較しながら分析している。

1.日本料理は食品安全を重視、
 中国料理の道のりは長い 

 記事は、日本で1955年に森永ヒ素ミルク中毒事件が、1968年にはカネミ油症事件が起きるなど、かつては食品安全の問題が相次いでいたことを紹介しながら、「事件をきっかけに法整備が進んだ」と指摘。
 現在では生産から流通までの過程がわかるトレーサビリティ・システムが導入され、すべてがオープンになっていることに触れ、
 「日本の完璧な食品安全体制に比べて、わが国の食品安全の問題における道のりは長い」
としている。

2.日本料理は素材の味を生かす、
 中国料理は手を加えすぎてくどくどした味に 

 記事は、「日本料理の神髄」として、素材の味を生かす調理法があると紹介する。
 産地や育て方にまでこだわって良い食材を手に入れ、その本来の味を引き出すためにあまり手を加えることはない。
 一方、中国料理はあらゆる調理法と調味料を駆使して、さまざまな味を生み出す。
 記事は、「豆腐だけでも味付け次第でさまざまな料理が生まれる」とし、こうした手を加えすぎている点が評価に影響しているとしている。

3.日本料理は“余白の美”、
 中国料理はとにかく“どっさり” 

 料理は見た目も非常に重要だ。
 記事は、日本の料理人の言葉を引用して、
 「日本料理は中国の水墨画のようなもので、余白の美が大事だ」
とする。
 一方、
 「中国は食材同士の彩とバランスをより重視する」とし、
 「絵画に例えるなら色彩豊かな油絵だ」
と評している。

4.日本料理は細部にこだわり、
 中国料理は大きさにこだわる 

 記事は、
 「料理人は食材に第2の命を吹き込む」
とし、寿司の世界で“神様”とも評される小野二郎氏を例に、日本の料理人の研さんを惜しまない精神をたたえる。
 そして、日本と中国のこだわりの違いこそが両者の差に表れていると分析している。



サーチナニュース 2016-08-25 10:13
http://news.searchina.net/id/1617211?page=1

「ジャパン・アズ・ナンバーワン」著者が語った、
「日本人の最大の強み」とは=中国

 時代が変わり、人間を取り巻く環境が変わっても、人間の本質は変わらない。
 だからこそ歴史から学べることは数多く存在する。
 過去から教訓を学ぶことで、将来に備えることも可能だ。
 中国では現在、1980年に中国で出版された「ジャパン・アズ・ナンバーワン」という書籍が注目を集めているが、これは中国が過去の日本から学ぼうとする姿勢を示すものと言えよう。

 中国メディアの晶報はこのほど、「ジャパン・アズ・ナンバーワン」の著者エズラ・ ヴォーゲル氏と、当時この本を中国語に翻訳したスタッフの間で交わされた会話を紹介する記事を掲載した。

 記事によれば、中国で同書籍が出版されて間もないころ、ある翻訳スタッフはヴォーゲル氏に
 「中国が日本から学ぶべき最も主要なものは何か」
と訊ねた。
 これに対してヴォーゲル氏は
 「日本人の団結力の強さ」だと回答。
 記事によれば教授は続けて
 「中国人も思想統一を強調するが、思想は抽象的なものでしかなく、
 思想に頼るだけでは社会の団結力は弱い」
と指摘したという。

 また記事によれば、ヴォーゲル氏はこの翻訳スタッフに、ハーバード大学を訪れた日本の研究チームは良く準備しているため「ABC」からではなく「QRS」から教えることができたが、中国の研究チームには「ABC」から教える必要があるだけでなく後続チームにもまた「ABC」から教える必要があったと説明。
 記事によれば教授は
 「日本チームは研究結果を後続と共有するが、
 中国チームは結果を後続に共有しない」
という観察を翻訳スタッフに紹介した。

 研究成果を後続に共有する、しないという点にも「団結力の強弱」が反映されていると言える。
 考慮に値するのは、ヴォーゲル氏が
 「ただ思想に頼るだけでは社会の団結力は弱い」
と中国人の特徴を指摘したのとは対照的に、
 「日本人の団結力の強さ」を中国は学ぶべきだ
と回答した点だ。

 「日本人の団結力の強さ」や「中国人の団結力の弱さ」とは、どのような違いをもたらすだろうか。
 日本人は集団の利益のために自らの利益を犠牲にできるが、
 これは個人主義的な中国人には実行不可能なことだろう。

 自らの利益を最優先にする人だけが集まっても団結は不可能であり、
 それぞれ異なる価値観を持つ人間同士が団結するには、自らの利益を犠牲にして集団の利益を優先すべき場面が生じる
 多くの人が団結して協力すれば、より大きな成果を生み出すことができるが、
 日本人は「集団の利益を優先する」という単なる思想を超えた特質を有している
と言えよう。


サーチナニュース 2016-08-26 10:35
http://news.searchina.net/id/1617317?page=1

学んで改善することこそ日本の長所、
中国は「日本の学ぶ姿勢に学べ」

 世界には砂の数にも例えられるほどの書籍が存在する。
 そして、そのなかにはベストセラーと呼ばれるものや社会や世界の注目を集めた書籍も数多く存在し、1979年に出版された「ジャパン・アズ・ナンバーワン」という日本の経済成長の理由を分析した本も世界的なベストセラーとなった。

 中国では近年、「ジャパン・アズ・ナンバーワン」が大きな注目を集めている。
 当時の日本が直面していた問題が現在の中国と似ていることが注目を集める理由とも言われるが、中国メディアの晶報は20日、同書籍の著者であるハーバード大学の元教授であるエズラ・ヴォーゲル氏に対するインタビューを掲載している。

 記事によれば、ヴォーゲル氏は
 「ジャパン・アズ・ナンバーワンの意味はよく誤解されているが、これは世界最大最強という意味ではなく、日本が戦後の経済的に貧しく文化的に空白な状況から、如何にして速やかに経済強国となったかを世界の人びとに伝えるもの」
と説明した。

 さらに記事は、ヴォーゲル氏に対して
 「中国は今でも日本から学ぶべきか」
と質問したことを紹介、これに対して教授は「もちろんだ」と断言したことを伝えた。
 ヴォーゲル氏は「聡明な人とはどんな人からでも学べる人だ」という原則を紹介、そして
 「日本の最大の長所は、他国から多くの物事を学ぶだけでなく、学んだ基礎のうえにさらに多くの独特のイノベーションを加える点だ」
と説明した。

 記事の質問に対する教授の答えには、中国は国内にはない日本の技術などを学ぶ必要があると同時に、他国から学んでそれを発展させることが得意な日本の「学ぶ姿勢に学ぶ」必要もあるという意味が含まれている。

 さらに記事によれば、教授はインタビューに対し、
 「日本は基礎教育を非常に重視しており、それが日本の学生の理解力、応用力、高度な推理能力を世界屈指のレベルへと高めている」
と指摘している。
 この点を含めて考慮すると、日本の経済成長は学ぶ姿勢と基礎教育の質の高さに成功の秘訣があったということになる。
 「ジャパン・アズ・ナンバーワン」は2016年3月に中国で再刊され、良く売れているようだが、日本自身もこのベストセラーから学べる点は数多くあるかもしれない。


サーチナニュース 2016-08-28 10:45
http://news.searchina.net/id/1617400?page=1

国と社会、市民が一体となって取り組む日本の「食育」ってどんなもの? 
中国の専門家が注目=中国メディア 

 人間が生きていくうえで絶対に欠かせないものといえば、「食」である。
 中国では今、食品の安全性が脅かされるとともに、食べ物の浪費が深刻な社会問題となっている。
 子どもたち「食」の大切さをどう伝えていくかも、大きな課題の1つと言えそうだ。

 そんな中、日本が取り組んでいる「食育」の試みへの注目が高まっている。
 中国メディア・新華網は22日、日本が全国民を動員して積極的に食育の普及を進めているとする記事を掲載した。記事は、
 先日中国国内で行われた食文化に関するシンポジウムにおいて、新華社世界問題研究センターの研究員が日本の食育への取り組みについて紹介したことを伝えた。

 まず、2006年に日本政府が「食育基本法」を制定し、内閣、農林水産省、文部科学省、厚生労働省など、政府をあげて食育の普及活動に参加していることを紹介。
 毎年6月を「食育月間」として、今年は
 「食生活を通じてコミュニケーションを促進する」、
 「然るべき生活リズムを作る」、
 「食品の安全に対する意識を高める」
などの重点を決めたうえで食に関する啓発に力を入れたと説明している。

 また、厚生労働省が定めた指針では地域や家庭が協力したうえで、保育従事者、調理師、栄養士、看護師の知識を利用し、子どもたちの食育を推進することが規定されており、そこには
 「食事は単に腹を満たすためではなく、人と人との信頼関係を築く行動である」
などといった文言が盛り込まれていることを紹介。

 内閣府が毎年「食育標語」を募集し、全国の小中学校が参加していること、学校では社会や体育、家庭科などの科目と食生活を有機的に結びつけた食育が行われていること、社会においても親子料理教室や飲食に関する講演会などといったイベントが催され、各業界の企業も積極的に活動に参加していることも併せて伝えた。

 広大な国土と多様な民族の共存により、世界でも類を見ないほどの多様な食文化を持っている「はず」の中国。
 しかし現代において中国の「食」は「怪しいもの」、「危ないもの」といった残念なレッテルを張られがちだ。
 食の安全を取り戻すとともに、まだまだ世界に知られていないであろう中国の奥深い食文化の数々をぜひとも広めて欲しいものである。


サーチナニュース 2016-09-05 07:55
http://news.searchina.net/id/1617970?page=1

日本に偽札がない理由とは?
「日本人が中国人にない特質」を持つため=中国

 中国を訪れたことのある人ならば、中国では日本と比較にならないほど偽札が多く存在することを知っているだろう。
 店で買物をして現金で支払う場合、中国では紙幣が本物かどうかを確認する場合が多く見られるため、日本を訪れた中国人は買い物の際に「日本では偽札かどうかの確認がない」として驚く人もいるようだ。

 中国メディアの捜狐はこのほど、日本では買い物の際に現金で支払っても誰も紙幣の真贋を確認しようとしないと指摘し、「それどころか、日本では紙幣鑑別機を見たことがない」と驚きを示す記事を掲載した。

 記事はまず、「日本人は偽札を掴まされることが怖くないのか」と疑問を投げかけつつ、日本人が紙幣の真贋を確認しないのには「日本紙幣は世界でもっとも偽造が難しい紙幣であり、偽札が流通していないことが理由として挙げられる」と紹介。
 さらに、日本紙幣に偽造を防ぐためのさまざまな技術が使われていることを紹介し、日本紙幣は偽造が極めて難しく、偽造しようとしてもコスト面で割に合わないと言われていると指摘した。

 また、日本は信頼関係や信用で成り立つ社会が構築されていることを指摘し、紙幣はおろか、一般的な製品においても偽物や偽造は極めて少ないと紹介。
 仮に偽造を行えば、社会的な信用を失ってしまい、極めて大きな社会的な代償を支払うことになると伝えた。

 つまり、日本で偽造紙幣が流通していないのは、「技術的に偽造が困難であること」のほかに、偽造発覚時の社会的信頼の失墜という代償という2点が大きな理由だと指摘。
 日本人は完璧主義者であり、信頼や信用を重んじる厳格な民族だと主張し、
 「だからこそ日本は世界の強国となったのだろう」と指摘する一方、「こうした特質は今の中国人に欠けている点だ」と論じた。

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