2016年9月29日木曜日

「M8クラスの地震も問題なし」:「すごい」と思うがでもやはり「怖い、大丈夫か?」

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人民網日本語版配信日時:2016年9月29日(木) 20時20分
http://www.recordchina.co.jp/a151582.html

中国に世界最長の海上橋が完成!
「M8クラスの地震も問題なし」―中国メディア



 世界最長の大橋である港珠澳大橋(香港地区のランタオ島と広東省珠海市及び澳門地区を結ぶ)が27日、正式に完成した。
 橋は全長22.9キロで、まるで巨大な龍が横たわったように見える。
 また、「中国結び」「イルカ」「帆船」の形をした3種類のタワーがきらきらと輝いており、ランドマークとなっている。新快報が伝えた。

 建設計画によると、同大橋は2017年に開通する予定だ。
 珠海市と香港間の移動所要時間は、以前は陸路で3〜4時間、航路で約1時間だったが、車で30分ほどに短縮されるという。

▼ランドマークとなっている三つのタワーデザイン

 景観の設計において、
 港珠澳大橋の3つの通船用斜張橋にはそれぞれ特徴があり、人工物と自然を融合させている。
 青州航路橋のタワーには簡素な「中国結び」のデザインを採用している。
 江海通船航路橋の3つのタワーは「イルカ」の形になっている。
 珠海市の情侶路に最も近い九州航路橋のタワーは帆船のデザインを採用している。
 これら3種類のタワーのデザインは機能と景観を完璧にマッチさせたもので、きらきらと輝き、港珠澳大橋のランドマークとなっている。

▼M8級の耐震性 

 珠海市と港珠澳大橋までをつなぐ橋から車で通行でき、橋の上の道路は両方向合わせて6車線となっている。
 また、現場作業員によると、橋での自動車の速度は時速100キロを想定しているという。
 同大橋は世界最長の鉄骨構造の橋でもあり、大梁の鋼板は42万トンに達し、北京の国家体育場(愛称:鳥の巣)10個分、フランス・パリのエッフェル塔の60本分の重量に相当する。

 こんなにも巨大な橋にはどのような防災機能が備わっているのだろうか?
 港珠澳大橋管理局のエンジニアチーフの蘇権科さんは、
 「港珠澳大橋の主要橋工程において190個のベアリング・プラットフォームを海底に埋め込んであり、水の抵抗を最大限抑えている。
 さらに、同大橋の橋脚の防護力を上げてある」
と語った。

 そのほかに、蘇権科さんは、
 「国際的な基準でみると、ヨーロッパの沈埋トンネルのように耐震性はやや低い。
 我々は理論付けから模型実験までの打ち合わせをしてから、一連の実験を行った。
耐震性に関しては、この地でマグニチュード8クラスの地震が発生しても、問題がないレベルだ」
と語った。

(提供/人民網日本語版・編集YK)

 「すごい」と思うがでもやはり「怖い、大丈夫か?」の方が優先する。
 「この地でマグニチュード8クラスの地震が発生しても、問題がないレベルだ」
などということは地震の怖さを知っている民族なら発言できないものであろう。
 あらゆる出来事は想定を超える、もである。


人民網日本語版配信日時:2016年9月30日(金) 20時0分
http://www.recordchina.co.jp/a151781.html

中国の大橋、何が「世界一」?―中国メディア


●世界最長のベイブリッジ、径間最大の鉄道・道路併用橋、初の鉄道・道路併用ベイブリッジなど、中国の河川や海洋では大橋の建設が盛んに進められている。

 世界最長のベイブリッジ、径間最大の鉄道・道路併用橋、初の鉄道・道路併用ベイブリッジなど、中国の河川や海洋では大橋の建設が盛んに進められている。
 大橋はいまや中国にとって新たな「顔」となった。
 中国橋梁界は世界の橋梁のために、まざまな「世界一」の記録を打ち出している。
 新華網が伝えた。

○橋梁数が世界最多 

 現在、中国の道路には計80万基近くの橋梁がかかっている。
 鉄道橋の総数は20万基を上回っており、橋梁数で中国は世界トップとなった。

○橋梁の径間最大 

 径間は一つの国家の橋梁建設における技術レベルをはかる重要指標となっている。
 中国は十数年前から毎年のように世界橋梁建設において記録を更新してきた。
 世界十大アーチ橋、十大梁橋、十大斜張橋、十大吊り橋、どれを取っても、中国の橋がトップ10の半数以上を占めている。

○世界最長のベイブリッジ―膠州湾跨海大橋 

 2011年6月に竣工・開通した青島海湾大橋は、中国が自主設計、施工、建造した特大ベイブリッジ。
 全長36.48キロメートルの同橋は、現在竣工・開通している中で世界最長のベイブリッジだ。

○建設中のベイブリッジで世界最長―港珠澳大橋 

 東の香港地区と西の珠海・澳門地区を結ぶ港珠澳(香港・珠海・マカオ)大橋は、全長55キロメートルで、現在建設中のものでは世界最長のベイブリッジだ。
 2009年12月15日、港珠澳大橋が正式に着工。
 2016年9月27日に橋梁工事が完成し、全線が貫通した。
 大橋全体は2017年末に竣工・開通の予定。

○世界で径間最大の鉄道・道路併用橋―滬通長江大橋 

 建設中の滬通(上海−南通)長江大橋は、主径間長が1092メートルで、完成後は世界初の径間長1000メートル超えの鉄道・道路併用橋となる。
 また、同大橋のメインタワーの高さは325メートルで、建物なら100階建ての高さに相当し、世界で最も高い鉄道・道路併用斜張橋となる。

○世界最長の高速鉄道橋―丹昆特大橋 

 京滬(北京−上海)高速鉄道丹陽・崑山区間の特大鉄道橋で、全長は164.85キロメートル、その長さは世界一だ。
 2011年6月に開通した。

○世界最長径間の鉄骨アーチ橋―朝天門長江大橋 

 重慶朝天門長江大橋の主径間長は552メートルで、1996年に建設された径間長550メートルの黄埔大橋を抜き、世界最長径間の鉄骨アーチ橋となった。
 2006年3月に着工し、2009年4月に開通した。

○世界初の「本当の」鉄道・道路併用ベイブリッジ―平潭海峡公鉄両用橋 

 全長16キロメートルの平潭海峡公鉄両用橋(道路・鉄道併用橋)は、新しく建設される福州―平潭鉄道と長楽―平潭高速道路の要となる構成要素で、世界初の「本当の意味」での鉄道・道路併用ベイブリッジとなる。
 現在、建設工事は急ピッチで進められており、2019年に竣工・開通予定。

○世界一高い吊り橋―四渡河大橋 

 湖北省巴東県にある四渡河大橋は、滬渝(上海―重慶)高速道路の最難関工事区間となった部分で、主径間長は900メートル、橋面と底との距離は560メートル、建物なら200階の高さに相当し、開通済みの橋では、世界一の高さを誇った。
 しかし、今年9月10日、杭瑞(杭州―瑞麗)高速道路の最難関工事区間となった部分である尼球河大橋と正式に接続。
 同大橋の橋面と底との距離は564メートルに達し、竣工・開通後、世界一高い橋の記録をさらに塗り替えた。

○世界で最も「強い」橋梁建設企業―中鉄大橋局 

 中鉄大橋局は「中国で最も多くの橋梁を建設している企業」と称えられている。
 今までに、国内外で2000基以上の大橋を設計・建設し、その総距離は2000キロメートルを上回った。

(提供/人民網日本語版・編集/KM)


 恐怖のオンパレードに見える。






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