2016年9月30日金曜日

「網紅」の先駆け:Papiちゃん(Papi醤)

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http://www.miomio.tv/watch/cc290459/
●未来世紀ジパング【シリーズ 中国異変!「越えてはならない」一線】 - 16.09.26




Record china配信日時:2016年10月6日(木) 8時40分
http://www.recordchina.co.jp/a151995.html

もうウンザリ!?
中国ネット界の“超人気者”が語った、日本旅行にまつわる苦悩とは?

 2016年10月4日、中国のある有名人が日本旅行に出かけた時の苦悩について語った動画が興味深い。

 中国の「網紅」という人々をご存じだろうか?
 直訳すると「ネットの人気者」。
 彼らは個性的な見た目やパフォーマンスをネットで配信するパーソナリティーだ。
 基本的には一般人だが、中には人気に火が付き、年収数千万円を稼ぎ出す超人気者もいる。
 そんな「網紅」の先駆けとも言えるのが29歳の上海人女性・Papiちゃん(Papi醤)だ。

 Papiちゃんが投稿するおもしろ動画はじわじわと人気を拡大し、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)のフォロワーは現在、1940万人に達している。
 卓球の愛ちゃんのフォロワーが250万人であることからも、その桁違いの人気がわかるだろう。
 また、今年3月にはIT関連企業3社が1200万元(約1億8000万円)を融資したことも話題になった。

 そんな影響力絶大のPapiちゃんがこのほど、「日本旅行に出かけた時の苦悩」について語った動画を公開した。
 Papiちゃんは卒業旅行で日本に行くことになり、十数年ぶりの海外旅行に心躍らせていたが、日本に行くことを周囲の友人に告げると、そこから「悪夢」が始まったという。

 まず挙げるのが、「お金持ちね」と言ってくる人が多いことだ。
 「海外旅行に行くの? 本当にお金持ちね」
 「何日間行くんだい?1週間?本当に金持ちだなあ」
 「日本に行くの?今円高なのに、本当にお金持ちだね」
など。
 この中には毎年何度も海外旅行に行く友人も含まれているといい、Papiちゃんはあきれたような表情を見せている。

 そして、こういう人たちに共通するのが、「すべてのスケジュールに口を出してくること」だそうだ。
 たとえば、
 「なんで秋葉原に行かないの?日本に行くなら秋葉原に行かなきゃ」
 「富士山に行ってない?日本に行くなら富士山は外せないでしょ」
 「お寿司食べた?食べてないの?日本に行ったのに?」
 「日本に行くのにラーメン食べないなんて!行ってないのと同じよ」
など。
 Papiちゃんは「ああ、次はきっと行くね」と力なく答えるしかなかったそうで、
 「教えてくれるのはありがたいけど、行くか行かないかは私が決めること。
 行きたければご自分でどうぞ!」
としている。

 次に、買い物を頼んでくる人。
 「日本に行くの?オムツ買ってきてくれる?」
 「フェイスパック買ってきて」
 「温水洗浄便座、お願い〜」
 「スーツケースが欲しいの。ちょうど中に荷物を入れて持って帰ってこれるでしょ?」
などなど。
 これについて、Papiちゃんは「買・い・ま・せ・ん」ときっぱり。
 小さい物ならまだいいというが、
 「炊飯器をお願い」
 「秋田犬買ってきて!とってもかわいいの」
 「AV女優を連れて帰ってきてよ」
 「今は円高だから、円安になったらお金渡すね」
などという無謀な頼みもあるというから驚きだ。

 ほかにも、
 「あなたが買ってきたこれ、ネットで買うより高いんじゃない?」
 「え?今こんなにレートが高いの?じゃあいらない」
 「賞味期限が早すぎない?ちゃんと見て買わなかったの?」
 「これっぽっちの物も重いだなんて、運動不足じゃない?」
 「こんなことなら、頼まなきゃよかったわ」
など、自分勝手な物言いをする人が多く、ウンザリした様子。
 Papiちゃんは画面に向かって、
 「皆さんはどうか友達に買い物を頼む時は、遠慮というものをわきまえてください」
と呼びかけている。

 さらに、
 「アイドルに会った?」
 「小栗旬に会った?」
 「コナンに会った?」
などと聞いてきた人もいたそうで、
 「もし(コナンに)会ってたとしたら、生きて帰れることを祈るばかりだわ」
とツッコミも。
 男性陣からはAVを買ってきてほしいという要望が少なくなく、「無理無理無理…」と頭を振る。

 Papiちゃんは、今回の経験から教訓を得たといい、
 「海外旅行に出かける時には誰にも言わない方がいい」
と語っている。
 実はこれはPapiちゃんに限ったことではなく、海外に出かけた中国人から同様の「被害報告」がネット上に書き込まれることも少なくないのが実情だ。
 人と人の距離が近く、遠慮がないと言われる中国ならではと言えるかもしれない。







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