2016年9月30日金曜日

日本は文化を売る国へ成長できるか(2):アニメの光景が「そこにあった!」、アニメ聖地巡礼という想い

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サーチナニュース 2016-09-30 08:09
http://news.searchina.net/id/1619856?page=1

日本で「涙が込み上げてきた」、
アニメで見た光景が「そこにあったから」=中国メディア

 日本を訪れた中国人旅行客たちが感動を覚える点としてよく取り上げられるのは、日本の街の清潔さや店員の礼儀正しさだ。
 しかし、日本好きの中国人旅行客はそれとは異なる点に感動を覚えたようだ。

 中国メディア窮游網は27日、かねてから日本を訪れたいという願いを持っていた中国人がついに日本旅行を実現させた時に感じた感動を詳述する記事を掲載した。

 記事は、この中国人が京都ではアニメで見慣れていた「かき氷の旗」を掲げた店を見つけ、そこでよもぎ団子やかき氷を食べながらそよ風と景色を楽しみ、「心地良すぎてこのままずっと京都にいたいと感じた」と紹介。
 さらに二年坂・三年坂で「日本の風情に満ちた街並み」を楽しみ、そこから夕陽の中にたたずむ「八坂の塔」を眺めるにつけ、「まるで絵画のようだ」と感じたことも紹介した。

 またこの中国人は「ありふれた小さな通り」を見た時に「涙が込み上げてきた」ことを紹介している。
 「なぜなら日本の映画に出てくるそのままの場景が本当に存在していたから」
なのだという。

 中国人旅行客による爆買いばかりが注目されがちだが、この中国人は「街の清潔さ」や「店員の礼儀正しさ」といったことではなく、日本の映画やアニメで見ていた「憧れの光景」を目にしたことで強い感動を覚えたと述懐している。
 日本のアニメファンなどの間でも「聖地巡礼」がたびたび話題になるが、
 日本の映画やアニメはわざわざ海を超えて中国人に「聖地巡礼」の旅をさせる魅力があることがよく伝わってきた。

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